小学3年生から英語教育が始まり、子どもに英語を習わせたいと考える人が増えています。
あるアンケート(※)によると、3歳までに始める人が一番多いそうです。理由は、自然と身につきネイティブに近い発音ができるようになるから。7歳以上は日本語の基礎が固まった後の方が良いと思って始め、高学年では中学や受験に備えて習う人が増えてきます。
このように英語を習わせるタイミングはバラバラです。家庭の事情や親の考え、子どもの年齢などにより異なるようです。
参照元:ペラペラ部HP「12歳以下の子どもを持つ保護者200人に聞いてみた!子供の英語教育はいつから?やっぱり英会話教室にいっているの?」(https://peraperabu.com/eigokyouiku-questionnaire/)
調査期間:2019年8月15日~2019年8月17日
対象者:12歳以下の子どもを持つ保護者
調査人数:200人
幼いときから英語を習っておけば早く上達して発音もネイティブに近くなるということを、なんとなく知ってはいても、本当に幼い頃から始めていいのか迷っている人も多いでしょう。
幼児英語教育研究家である三幣真理氏によると、英語に触れる年齢が遅くなるほど、習得するまでに時間と労力を要するといいます。また、2人の神経科学者の研究調査をもとに7歳までに英語環境で暮らせばネイティブと同じくらいの英語力が得られるとしています。
このことから英語を習い始めるのは7歳までの幼い間が良いようです。日本語を習得していないうちに英語を覚えても日本語に影響はありません。子どもは相手や環境に応じて言語のスイッチを自然に切り替える能力を同時に身につけるからです。
参照元:幻冬舎ゴールドオンライン「英語学習を始めるのに「最適な年齢」はあるのか…研究結果は?」(https://gentosha-go.com/articles/-/24253)
幼少期を過ぎると英語を学ぶのは遅すぎるのでしょうか?
ある大学の研究室で1歳前後の赤ちゃんに日本語を聞かせると、まったく興味を示しませんでした。日本語を聞いて育った赤ちゃんは音のする方をじっと見たり聞き入ったりしますが、この赤ちゃんはバイリンガルの母親が英語で話しかけて育てたため、日本語に興味を示さなかったのです。1歳前後であれば、いつも耳にしている言語かそうでないかわかるので、興味を示さなかったのは雑音として聞き流しているのです。赤ちゃんであっても言葉は必要なものだと感じて学びます。
このことから言語を学ぶには興味を持つことが大切だということがわかります。子どもが自ら英語を学びたいという意欲を持ったタイミングで始めるのも十分効果があるのです。
大人になって始めるより、子どもの頃から英会話を始める方が、発音などをしっかり身につけられます。
ネイティブに近い発音を習得させたいと幼いうちから始める人や、小学校中学校での授業や受験に備えるために始める人など、英語を習わせる理由や時期は人それぞれです。子どもの年齢や状況を見て、ぴったり合った学習方法を選ぶことが大切です。
当メディアでは、さまざまな小学生向け英会話教室を紹介していますので、ぜひ参考にして子どもに合った教室を見つけてください。
小学生の英会話教室選びに悩んでいる方へ
おすすめの3社を見てみる
選定条件
※3教室の選定基準
「英会話 小学生」とGoogle検索して上位表示(2022年2月28日時点)された30教室の中から、全国展開していること(※1)と、1レッスン当たりの最大人数10名以下で授業を行っていること(※2)を条件として選定。
※1:47都道府県に展開していること。通うには、家や学校の近隣にあることが⼤前提。また全国に展開していれば、転居があっても同じ会社の教室に通うことができるでしょう。
※2:英会話上達には、聞くだけではなく自分で話すことも重要です。少人数制であれば講師の目が行き届くことはもちろん、発言の機会も多くなります。