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小学生の英会話は意味ない?

小学生の子どもに英会話を習わせようかと考えているものの、「週1回のレッスンだけでは意味がないのでは?」「お金や時間の無駄になったらどうしよう」と不安を感じている保護者の方も多いことでしょう。

当ページでは、「やっぱり意味がなかった」と感じてしまう典型的なパターンやその理由、後悔しない教室の選び方などについてまとめています。

小学生の英会話は本当に意味がない?

小学生の英会話教室に週1回通わせただけでは、すぐにペラペラ話せるようになるわけではありません。ただし、レッスンの捉え方や家庭での工夫次第では、発音やリスニング力などで着実な成果が期待できます。

週1回(年間約40時間)のレッスンだけでは話せない理由

アメリカ国務省の語学研修機関によると、英語を母語とする人が日本語で仕事ができるレベルに達するにはおよそ2200時間の学習が必要とされており、逆に日本語話者が英語を習得する場合も同程度の時間が目安とされています。

英会話教室に週1回(1回50~60分程度)通うだけでは、年間のレッスン時間はおよそ40時間。英語を習得するには学習時間が圧倒的に少なく、教室に通うだけで話せるようになるのは難しいのが実情です。

参照元:Foreign Language Training|U.S. DEPARTMENT of STATE(https://www.state.gov/national-foreign-affairs-training-center/foreign-language-training)

小学校低学年で伸びる成果

一方、小学校低学年のうちに英語に触れておくことには、話せる・話せないとは別の意味があります。

言語の習得は始める年齢が高くなるほどネイティブに近い発音や聞き取り力を身につけにくくなるといわれ、低学年から英語の音に慣れておくことは、リスニング力の土台を築くうえで役立つと考えられています。

「話せるようになったか」だけでなく、こうした土台づくりにも目を向けることが大切です。

無駄だったと感じやすくなるケース

教室任せで家庭でのインプットがゼロになる

英会話教室に通わせているだけで安心してしまい、家庭では英語に触れる時間が全くないということも少なくありません。しかし、週1回のレッスンで学んだ単語や表現は、日常生活の中で使ったり耳にしたりする機会がなければすぐに忘れてしまうものです。

レッスン以外の日にも、絵本の読み聞かせや英語の歌、動画視聴などで英語に触れる時間をつくることが、学びを定着させるうえで欠かせません。

子どもの性格やレベルに合わない教室を選んでしまう

英会話教室には、大人数のグループレッスンや講師と1対1で学ぶマンツーマンレッスンなど複数のスタイルがあります。積極的に発言できる子には大人数のグループレッスンが刺激になる一方、人前で話すのが苦手な子や自分のペースでじっくり学びたい子には、マンツーマンレッスンの方が向いているんど、向き・不向きがあります。

子どもの性格や英語レベルに合わないスタイルの教室を選んでしまうと、レッスン自体がストレスとなり、英語そのものを嫌いになってしまうリスクがあるので注意が必要です。

小学生の英会話を意味ある学びに変えるコツとは?

「しゃべらない=失敗」ではない

英語学者スティーブン・クラッシェンが提唱した第二言語習得の理論では、聞いたり読んだりする「インプット」を積み重ねることで、話す力は後から自然に育っていくと説明されています。この説明をもとに考えれば、たとえ小学校低学年のうちに自分から発言できなくても、それは失敗ではなく、耳から入る英語を吸収しながら力を蓄えている段階だといえます。

「話せていないから意味がない」と焦らず、この時期はインプットの量を増やすことを優先しましょう。

講師のタイプを成長段階で使い分ける

英語のレベルに応じて講師のタイプを使い分けることも、学びを効果的にするポイントです。

たとえば、習い始めの低学年のうちは、わからないことを日本語で質問でき、つまずきやすいポイントを理解している日本人講師に指導してもらい、ある程度英語に慣れてきたら、本場の発音や実践的な表現に触れられるネイティブ講師のレッスンを取り入れて会話力を伸ばす、という流れも有効です。

家庭学習アプリや教材が充実している教室を選ぶ

教室を選ぶ際は、レッスンの内容だけでなく、家庭学習用のアプリや教材が充実しているかも確認しましょう。予習・復習ができるアプリや教材が用意されている教室であれば、週1回のレッスン以外の日にも自然と英語に触れる機会をつくることができるからです。

レッスンで学んだ内容を振り返る仕組みがあれば、限られたレッスン時間の効果も高まるでしょう。

我が子にぴったりの英会話教室を選ぶには?

英会話教室を選ぶ際には、自宅や学校からの通いやすさだけで決めないことが大切です。積極的に発言できる性格の子には大人数のグループレッスンが刺激になりやすく、人前で話すのが苦手な慎重派の子にはマンツーマンレッスンの方が合っていることがあります。

また、体調不良時の振替対応や、講師以外に相談できるカウンセラーの有無、家庭学習のフォロー体制など、学習サポート体制もあわせて比較しましょう。

「通いやすさ」「性格との相性」「サポート体制という3つの軸で候補を比べて、我が子に合った教室を見つけてください。

まとめ

週1回のレッスンだけで、劇的に英語が話せるようになると期待するのは少し厳しいのが現実です。 しかし、インプットの蓄積や講師・教室選びの工夫次第で、長期的には着実な効果につなげることができます。まずは焦らず、我が子に合った学びの環境を見つけるようにしましょう。

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※2:英会話上達には、聞くだけではなく自分で話すことも重要です。少人数制であれば講師の目が行き届くことはもちろん、発言の機会も多くなります。